このセミナーでは、これから起業を目指す方や今現在事業に注力されている方、今後のイグジットや目の前の経営に悩んでいる方へ、「失敗する経営パターン」や「12億円のバイアウト事例」について、2024年に100社のハッピーイグジットを目指すスタートアップスクエア㈱の事例を用いて具体的にご紹介いたします。
登壇するのは、現役のグロービス講師でベンチャーキャピタリストとして11年、中小・ベンチャー企業の経営参画においては20年以上のキャリアを持ち、現在は成長支援コンサルタントとして第一線で活躍する出口 彰浩氏と、3度の起業、1度の倒産、2度の事業売却を経験し、現在は東京と南房総でのデュアルライフ経営を実現、スタートアップスクエア㈱で起業家支援を行う連続起業家でSUS投資組合理事の桐谷 晃司氏です。
【第一部】
3年後に5億円でバイアウトを実現!「売却前提起業」とは
1. 最近のIPOとM&Aのトレンドを知る
起業家には、多種多様なスタイルがあります。
従来のようにIPOだけでなくM&Aによるイグジットも選択肢に加えることで、起業家の得意分野を最大限に引き出し、成功率の高い事業創出を可能にすることができます。
事業バイアウトを経て連続起業家としてユニコーン企業を誕生させたり、自ら創業した事業をバイアウトした後にバイアウト先の代表になるケースも出てきました。最近のトレンドを知り、より成功率が高く、起業家のタイプに最適なイグジットを選択することが重要です。
2. 3年後の事業売却を可能にする「未来デューデリジェンス」とは?
起業家が3年後の事業売却金額を設定し、売却先候補3社をスタートアップスクエアが想定。売却先候補やM&Aサービス会社にヒアリングまたは起業家と面談を設定して「3年後の経営の答え」を教えてもらいます。
その後、売却候補先からもらった答えをベースに「アクションプラン作成」サービスを提供。3年で5億円売却と決めたら、管理部門もIPOと違いスリムになり、どう動けばよいのかが明確になり迷いや無駄がなくなります。
当日は、そんな「未来デューデリジェンス」の実例をお見せするとともに、「いくらで売却?」「候補3社とは?」「売却後のキャリア?」等具体的なお話をいたします。
▼登壇者
桐谷 晃司
スタートアップスクエア株式会社 代表取締役
1964年大阪府生まれ。1991年人材コンサルティング会社ワイキューブの創業に始まり、3度の起業、1度の倒産、2度の事業売却を経験。2001年にインターネット関連会社・デジパ株式会社を創業し、社員10名以上が起業するプロ集団に。2018年スタートアップ支援を目的にスタートアップスクエア(株)設立。2019年SUS第1号投資組合設立。著書に「検索せよ、そして動き出せ」(ビジネス社)「いちばんやさしいWebマネジメント教本」(インプレス社)
【第二部】
グロービス講師に学ぶ「起業家の3つの失敗」
1.キャピタリスト時代の失敗事例
失敗事例研究および約11年のベンチャーキャピタリスト時代に経験した数多くの失敗事例をパターン別に共有いたします。
①マーケティング能力不足パターン
②組織開発力不足パターン
③人格破綻パターン
それぞれのパターンについて、具体例を挙げながら起業家の「やってはいけない」を紹介します。
2.失敗事例を踏まえ、今後成功する起業に必要な要素とは
過去の失敗事例だけではなく成功事例も踏まえ、これからの時代の起業家にとって大切な経営のポイントをご紹介します。
IPO、M&AのいずれかのExitを実現するうえで起業家が抑えておくべきポイントについてお話いたします。
▼登壇者
出口 彰浩
株式会社eパートナーズ 代表取締役
1971年生まれ。同志社大学大学院総合政策科学研究科修了、英国ロンドンビジネススクールMBAを取得。
株式会社三和総合研究所(現三菱UFJリサーチアンドコンサルティング)にてマーケティング戦略、新規事業立案、人事戦略立案等のコンサルティングを経た後、戦略コンサルティングファーム ローランド・ベルガーにおいて営業改革、新規事業戦略立案等のコンサルティングを実施。その後株式会社Apax Globis Partners(現株式会社グロービス・キャピタル・パートナーズ)にてキャピタリストとして約11年のキャリアを積んだ後独立。
IT、サービス分野を専門領域とし、社外取締役として複数のベンチャー企業の経営に参画した経験を持ち、中小・ベンチャー企業の経営に携わる経験は合計で20年以上に渡る。2009年よりグロービス経営大学院の講師として、ベンチャーマネジメント及びベンチャーファイナンスについて、高い志を持つビジネスマンへ講義を担当。現在は、中小企業やベンチャーの成長支援コンサルティングや自治体へのイノベーション支援の政策提言等を主に行っている。
【タイムライン】
14:30~15:00 開場
15:00~15:05 会場(docks)説明
15:05~16:00 第一部 講演
16:00~16:55 第二部 講演
16:55~17:00 閉会
※最後に質疑応答の時間を設けております。
※当日の状況により、若干前後する可能性がございます。ご了承ください。
【その他のご案内】
※館内への入館時に【身分証明書(名刺で結構です)】が必要となります。
※受付左手エレベーターにて4階までお越しください。
※会場にお早めにお越しいただける方は是非dock -Toranomonをお仕事の場やネットワーキングの場としてご利用ください。
主催:スタートアップスクエア株式会社
「未来デューデリジェンス」という新しい手法により、戦略的にM&Aを成功に導くスタートアップ支援・事業分割支援企業。
経営者の自由と選択の幅を広げ、新たな事業創出を可能にするスタートアップ・プラットフォームの開発と運営を担う。
連続起業である2人の代表が「自分たちが起業するときに欲しかった」サービスを提供中。